知らないと危険！PS5中古選びで避けるべき落とし穴

PS5を少しでも安く手に入れたいと思ったとき、多くの人が「中古」という選択肢を考えるのではないでしょうか。新品は高額で手が出にくい、けれどもゲームを楽しみたいという思いから、中古市場のチェックを始める人は少なくありません。

しかし、中古PS5を購入する際には、いくつかの注意点があります。見た目が綺麗だからといって安心して購入してしまうと、すぐに不具合が起きたり、保証が効かないという事態になることもあるのです。

「ps5 中古 注意点」などのキーワードで検索する人の多くは、失敗したくない、損をしたくないという気持ちがあるはずです。

この記事では、実際に中古PS5を選ぶ際に気をつけるべきポイントや、店舗ごとの保証の違い、フリマやオークションのリスクなどを詳しく解説していきます。

「ps5 中古を買って失敗した…」という後悔をしないために、購入前に知っておくべき知識をしっかり押さえておきましょう。

PS5の中古は本当にお得？新品との価格差を比較

PS5は依然として高い人気を誇るゲーム機ですが、その価格の高さがネックと感じる人も少なくありません。そこで候補にあがるのが「中古PS5」の購入です。しかし、中古と新品にはどれほどの価格差があるのでしょうか？また、その差額は果たしてお得と言えるのでしょうか。ここでは、中古PS5の価格相場や、コストパフォーマンス面での比較を通して、購入判断に役立つ情報を解説していきます。

中古PS5はどれくらい安い？価格相場を徹底調査

中古のPS5を選ぶ際、まず気になるのが「いくら安く買えるのか」という点です。中古品の価格は、本体の状態や付属品の有無、販売店によって大きく異なります。以下の表に、主要なショップでの価格差をまとめました（2024年4月時点のオンライン調査をもとにしています）。

モデル	新品価格(税込)	中古価格(税込)	差額
CFI-2000A01（新型）	66,980円	56,500円〜65,000円	約1,980円〜10,480円
CFI-1200A（旧型）	60,478円	53,000円〜59,400円	約1,000円〜7,478円
CFI-1200B（デジタル）	49,478円	46,200円〜58,980円	-3,000円〜+9,502円

このように、中古PS5の価格は決して一律ではなく、美品や新古品と呼ばれるものは新品とほとんど価格が変わらないこともあります。特に、付属品完備・目立つキズなしの美品になると、価格差は1,000円〜5,000円程度に収まることが多いです。

一方、外箱なしや付属品の一部欠品、目立つ使用感のある本体などであれば、1万円以上安くなるケースもあります。コスパを求めて中古を選ぶのであれば、こうした「状態に妥協できるかどうか」が判断基準になります。

新品と中古のコスパ比較！どちらを選ぶべきか

価格差を見ただけでは、「中古の方が安いからお得だ」と思われがちです。ただし、実際には価格以外にも重要な要素があります。それが保証期間、使用履歴、リスクの有無などです。

新品で購入した場合、1年間のメーカー保証がついており、必要に応じて延長保証にも加入可能です。また、製品の状態も当然ながら完全未使用で初期不良の可能性が低いという安心感があります。

対して中古は、販売元の保証がついていることもありますが、その期間は1週間から1ヶ月程度と短く、しかも故障のリスクが高まるタイミングではすでに保証が切れているケースが多いのが実情です。

例えば、中古で5,000円安く買えたとしても、半年後に冷却ファンが故障して修理代に1万〜2万円かかってしまった場合、結局高くついてしまいます。

こう考えると、少し高くても安心して使い続けられる新品の方が、長期的に見ればコスパが高いと判断する人も多いはずです。

ただし、ゲームをたまにしかプレイしないライトユーザーや、特定のタイトルだけプレイしたいという目的であれば、中古でも十分満足できるでしょう。その場合は、美品にこだわらず状態Cランクなどを狙って実用本位で安く抑える選択肢が有効です。

要注意！PS5中古を選ぶ際の見逃せないチェックポイント

中古のPS5は価格が安い反面、注意すべきポイントが多々あります。外観や価格だけで購入を決めてしまうと、後々後悔することにもなりかねません。ここでは、購入前にしっかり確認しておくべき重要なチェックポイントを紹介します。

外観だけでは判断不可！コントローラーの状態を確認

PS5のコントローラー「DualSense」は、非常に高機能で繊細なパーツが使われています。問題は、本体の外観が綺麗でもコントローラーにトラブルが発生している可能性があることです。

特に以下のような症状は注意が必要です。

• スティックが勝手に動く（ドリフト現象）
• 充電できない、または急速にバッテリーが切れる
• ボタンの反応が鈍い
• トリガーが戻らない

これらは見た目ではわからない内部の問題であり、初期化やリセットでは解決できないこともあります。動作確認済みの商品であっても、購入後すぐに問題が発覚するケースもあります。

そのため、購入後すぐにすべてのボタンとスティックの操作を確認し、異常があれば早めに販売店へ連絡することが重要です。また、可能であれば予備のコントローラーを用意しておくと安心です。

内部のホコリや冷却ファンの劣化が故障の原因に

PS5は高性能なゲーム機である分、発熱量も大きく、冷却システムが非常に重要です。中古品の場合、この冷却機構が劣化している可能性があります。

特に以下の点に注意が必要です。

• 冷却ファンにホコリが詰まっている
• 異音がする（ファンのブレやモーター劣化）
• 起動中に本体が熱くなりすぎる

内部のホコリ詰まりは放熱効率を大きく下げ、システムエラーや強制シャットダウンの原因になります。表面をどれだけ清掃しても、内部の状態までは確認できません。

可能であれば、購入時に「分解清掃済み」「メンテナンス済み」などと記載された製品を選ぶと良いでしょう。販売店の中には、内部まで清掃・整備して販売しているところもあります。

フリマアプリ・オークションの落とし穴！トラブル回避のコツ

安さにつられてフリマアプリやネットオークションで中古PS5を購入する人もいますが、そこには見過ごせないリスクが潜んでいます。個人間取引には保証がないことも多く、後悔しても返品が難しい場合もあります。

「動作未確認」は危険！返品できない可能性がある

フリマアプリなどでよく見かける「動作未確認」という表記。これは一見すると「状態はわからないから安くしますよ」と思えるかもしれませんが、実際には故障品の可能性が高いことを示しているケースが多いです。

動作確認されていないということは、

• 起動しない可能性がある
• コントローラーが使えない
• ディスク読み込みに失敗する
• 内部部品が破損している

といった問題があっても、出品者は責任を負わないことがほとんどです。さらに、フリマアプリでは返品・返金の交渉が難航することも少なくありません。

出品者が「ジャンク品扱い」と明記していれば、取引後にいかなるトラブルがあってもキャンセルできないことが多く、購入者側のリスクが非常に大きいのが実情です。

このような出品には手を出さず、「動作確認済み」「返品可」など、明確な対応が書かれている商品を選ぶことが、トラブル回避の基本です。

詐欺に注意！偽物・すり替えトラブルの実例

中古市場では、「偽物のPS5本体」や「すり替え詐欺」も報告されています。特に個人取引ではこうしたリスクが高く、少しでも怪しいと感じたら購入を見送るのが賢明です。

実際にあったトラブルの一例：

• 「新品未開封」として購入したら、中にPS4の本体が入っていた
• 届いた箱には本体が入っておらず、重さを偽装するために雑誌が詰められていた
• PS5本体は正常でも、付属のコントローラーが安価な互換品だった

これらの詐欺は、写真や説明文だけでは見抜くのが難しく、またフリマアプリ側も証拠が不十分だと補償に応じてくれないケースもあります。

安心して中古PS5を購入するには、ゲオ、ブックオフ、ソフマップなど大手リユースショップを利用するのがベストです。これらの店舗では、状態確認や動作確認が行われており、保証付きで販売されています。

公式オンラインストア例： https://ec.geo-online.co.jp/

このように、安全性を重視するなら個人間取引よりも信頼性の高い店舗やプラットフォームを選ぶことが重要です。価格だけを見て即決してしまうと、高くつくリスクがあることをしっかり理解しておきましょう。

店舗で中古PS5を買うならどこが安心？販売店の比較

中古のPS5を購入する際、多くの人が直面するのが「どこで買えば安心なのか？」という悩みです。新品よりも安く手に入る魅力がある一方で、動作不良や保証の不備など、リスクも潜んでいます。特に中古ゲーム機は、購入後に不具合が発覚することも少なくありません。だからこそ、販売店の選定は極めて重要です。ここでは、代表的な中古販売店であるゲオ・ブックオフ・ソフマップを中心に、保証内容やサービス面を比較しながら詳しく解説していきます。

ゲオ・ブックオフ・ソフマップ…保証内容を徹底比較

それぞれの販売店で提供している保証の有無や期間は、購入後の安心感に直結します。以下に、主要3店舗の保証サービスを比較表にまとめました。

店舗名	保証期間	返品対応	動作確認の有無	補足事項
ゲオ	原則7日間	初期不良のみ可	実施済み	商品により保証が延長される場合もあり
ブックオフ	原則1ヶ月	初期不良のみ可	実施済み	店舗により保証期間が異なる場合あり
ソフマップ	最大6ヶ月（中古安心保証）	条件により可	実施済み	プレミアム保証加入で延長可

この比較からわかるように、もっとも保証が手厚いのはソフマップです。中古でも安心して長期間使いたいという方には最適な選択肢となるでしょう。

ゲオやブックオフも動作確認はしっかり行っており、初期不良があれば返品や交換に応じてくれる体制は整っています。ただし、保証期間が短いため、購入後はできるだけ早く動作確認を行うことが重要です。

一方で、購入時の価格はゲオやブックオフのほうがやや安い傾向があります。そのため、価格を抑えつつ保証の短さを許容できる方には選択肢になり得ます。

専門店ならではの強み！初期不良保証やクリーニングの違い

中古ゲーム機を扱う店舗の中でも、専門店であるソフマップはサービス内容に強みがあります。その代表例が「中古安心保証」と「クリーニング体制」です。

中古安心保証とは、購入後に自然故障が発生した場合でも、最大6ヶ月間、修理または交換に対応してくれる制度です。これはゲオやブックオフでは提供されていない保証内容であり、長期間にわたってPS5を安心して使いたい人にとっては非常に大きなメリットです。

さらに、ソフマップでは全商品に対して内部クリーニングを実施している場合が多く、外観が綺麗でも内部にホコリがたまっているようなリスクを軽減してくれます。これは、単に動作確認を行うだけでなく、製品を長持ちさせるための配慮といえるでしょう。

これに対し、ゲオやブックオフも清掃は行っているものの、内部の徹底清掃までは行っていないこともあります。そのため、長期使用を前提とするなら、ソフマップのような専門店を選ぶ価値は十分にあります。

後悔しないために！中古PS5の保証・返品対応の確認ポイント

中古品は価格が安い反面、購入後のトラブルも起こりやすいのが事実です。後悔を避けるためには、事前に保証や返品対応についてしっかり確認することが重要です。この章では、中古PS5の購入において特に注意したい保証期間や返品条件について詳しく見ていきます。

保証期間の長さで選ぶ！修理対応の有無をチェック

中古のPS5は、経年劣化や前使用者の扱い方により、突発的な故障が起きやすいというリスクがあります。そのため、保証期間が長い販売店を選ぶことは安心感に直結します。

保証期間の目安としては、1週間〜1ヶ月が一般的ですが、ソフマップのように6ヶ月以上の保証を提供している販売店もあります。

ここで注目すべきポイントは、「保証がある＝修理してくれる」とは限らないということです。販売店によっては、保証内でも返品や交換のみで、修理対応は行っていないケースもあります。

そのため、保証内容を確認する際には以下の3点を押さえることをおすすめします。

1. 保証期間の長さ
2. 修理対応の有無
3. 交換・返品対応の範囲

これらの情報は、購入ページや販売店の利用規約に明記されていることが多いため、購入前にしっかりチェックしましょう。

返品可能な条件は？店舗ごとの対応を比較

中古品で最も不安なのが、「もし不具合があったら返品できるのか？」という点です。多くの店舗では、「初期不良のみ返品可」となっており、使用後や個人的な理由による返品は基本的に受け付けていません。

具体的な返品対応の一例を見てみましょう。

• ゲオ：購入から7日以内であれば、初期不良に限り返品・交換が可能
• ブックオフ：1ヶ月以内に不良が判明した場合、返品対応可能
• ソフマップ：中古安心保証に加入していれば、一定の条件下で交換・返品・修理が可能

このように、販売店ごとに対応が異なるため、「購入してすぐに使わなかったら保証が切れていた」という事態を避けるためにも、できるだけ早く通電・動作確認を行うことが重要です。

また、返品対応には「箱・付属品がすべて揃っていること」など、条件が設定されていることもありますので、商品を受け取ったらすぐに中身を確認し、必要であれば写真を撮っておくことをおすすめします。

結局どれを選ぶべき？PS5の中古購入で失敗しないための結論

ここまでさまざまな販売店や保証制度、返品対応を比較してきましたが、最終的にどのように選べばよいのでしょうか。購入者のライフスタイルや価値観によって最適な選択肢は異なりますが、失敗しないために押さえておきたい判断基準を紹介します。

「価格・保証・状態」の3つを総合的に判断しよう

中古PS5の選び方で特に重要なのが、「価格・保証・状態」の3要素をバランス良く判断することです。この3つのうち、どれか一つに偏りすぎると、後悔するリスクが高まります。

例えば、価格が安くても保証がまったくない商品を買って、すぐに故障してしまえば、結果的に高くついてしまう可能性があります。逆に、保証が充実していても価格が高すぎると、中古を選ぶ意味が薄れてしまいます。

判断の目安としては、以下のように考えるとよいでしょう。

• 長く使いたい → 保証が充実したソフマップなどを選ぶ
• 予算重視 → ゲオやブックオフの状態B〜Cランク品を検討
• バランス重視 → 状態Aランクで保証が最低1ヶ月あるものを選ぶ

特に、付属品の有無や本体の外観状態だけでなく、内部の劣化やファンの異常音なども重要な判断材料になります。こうした点は、販売店のチェック体制が整っているかどうかに左右されるため、信頼性のある販売元を選ぶことも重要です。

安さだけで決めるのは危険！信頼できる販売元を選ぶべき理由

中古品というと「とにかく安さが正義」と思いがちですが、PS5のように高価で精密な機器の場合、安さを最優先にすると大きなリスクを背負うことになります。

特に注意したいのが、フリマアプリや個人間取引での購入です。価格が非常に安く設定されていることもありますが、その背景には以下のようなリスクが潜んでいます。

• 保証が一切ない
• 詐欺やすり替えの可能性がある
• BANされた本体の可能性がある
• 動作確認がされていない

こうしたリスクを避けるためには、信頼できる中古販売店を選ぶことが何より重要です。ゲオ、ブックオフ、ソフマップのような大手ショップは、動作確認・清掃・保証対応の体制が整っており、仮に不具合があった場合でも交渉の余地があります。

また、実店舗であればその場で動作確認を依頼することも可能ですし、スタッフから説明を受けることで安心感も得られます。

中古PS5の購入は、単なる節約の手段ではなく、「自分のライフスタイルに合った最適な選択」をすることが大切です。安さだけに飛びつくのではなく、価格・保証・状態・販売店の信頼性をトータルで考えて選びましょう。

筆者の総評：PS5中古購入のリスクと心得

PS5の中古市場を覗いてみると、新品よりも安価な価格設定に惹かれることがあります。しかし、その魅力的な価格の裏には、見過ごせないリスクが潜んでいることを忘れてはなりません。

まず、中古品の保証期間の短さが挙げられます。新品購入時には1年間のメーカー保証が付帯しますが、中古品の場合、この保証が既に切れているか、販売店独自の短期間の保証しか提供されないことが多いです。これは、購入後の故障時に高額な修理費用が発生するリスクを伴います。

次に、故障のリスクです。前の所有者がどのように使用していたかは分からず、内部の劣化や不具合が潜在的に存在する可能性があります。特に、内部の埃の蓄積や冷却ファンの劣化は、故障の主要な原因となり得ます。

さらに、本体BANのリスクも無視できません。前の所有者が不正行為を行っていた場合、その影響で本体自体がPlayStation NetworkからBANされている可能性があります。この状態では、オンライン機能が一切利用できなくなり、ゲーム体験が大きく制限されます。

これらのリスクを考慮すると、中古のPS5を購入する際には慎重な判断が求められます。価格の安さだけに目を奪われず、保証内容や商品の状態、そして信頼できる販売元かどうかをしっかりと確認することが重要です。

私自身、以前に中古の電子機器を購入した際、見た目は綺麗でも内部に問題を抱えていた経験があります。まるで外見は美しいが中身は腐っている果物のようでした。この経験から、見た目だけで判断することの危険性を痛感しました。

最終的に、PS5の購入を検討している方には、新品の購入を強くお勧めします。新品であれば、メーカー保証が付いており、初期不良のリスクも低減されます。どうしても中古を選ぶ場合は、信頼できる販売店から、保証内容や商品の状態を十分に確認した上で購入することが、後悔しないための鍵となります。

ps5 中古 注意点

• 保証期間が短い：中古品はメーカー保証が切れている場合が多い。
• 故障のリスク：前所有者の使用状況により、内部劣化が進んでいる可能性がある。
• 本体BANの可能性：前所有者の不正行為により、オンライン機能が制限されている場合がある。
• 付属品の欠如：コントローラーやケーブルなど、必要な付属品が揃っていないことがある。
• 外観の損傷：傷や汚れが目立つ場合があり、見た目に影響する。
• 内部の埃：清掃が行き届いておらず、冷却性能が低下している可能性がある。
• ファームウェアの不具合：適切にアップデートされていない場合、最新のゲームがプレイできないことがある。
• 価格差が小さい：新品と中古の価格差があまりなく、コストパフォーマンスが低い場合がある。
• 保証内容の不明確さ：販売店によって保証内容が異なり、トラブル時の対応が不透明なことがある。
• 返品・交換の難しさ：中古品は返品や交換が難しい場合が多い。
• 内部改造のリスク：前所有者が内部を改造している可能性があり、動作に影響を及ぼすことがある。
• ソフトウェアの不正使用：違法なソフトウェアがインストールされているリスクがある。
• シリアル番号の問題：盗難品である可能性があり、後々問題になることがある。
• 動作音の大きさ：内部の劣化により、動作音が大きくなっている場合がある。
• 電源ケーブルの劣化：電源ケーブルが劣化しており、安全性に問題があることがある。